Reimagine, Recreate, Restore – 世界環境デー2021。私たち人間ができる取り組みとは?

本日6月5日は世界環境デー (World Environment Day) です。国連が1972年に6月5日にストックホルムにて開かれた国連人間環境会議を記念し制定されました。私たち地球環境の現状を考える大切な日です。

Theme 2021: Reimagine. Recreate. Restore.

国連によって2021年から2030年まで「生態系回復の10年」と位置づけられ、今年はその記念すべきスタートの年です。

毎年の世界環境デーに向け、UNEP(国際連合環境計画)によってテーマが発表されます。2021年はハーバード大学で物理学を専攻する Jordan Sanchez に手によってテーマが作られました。その名も「Reimagine, Recreate, Restore (再思考、再構築、再生)」です。

私たち人間が一度立ち止まり、地球の資源を略奪することをやめ、保護をしなければいけないことへの喚起を起こす、力強いメッセージが込められています。

生態系の現状は?

生態系とは、地球にいる全ての生き物がお互いに関わり、生活している環境のこと。私たち人間も生態系の一部に過ぎません。

しかし、その生態系が壊れ、深刻化しているのはご存知でしょうか。

国際自然保護連合(IUCN)によると、37,400種以上の生物に絶滅の危惧があり、全動植物の27%に相当すると言われています。また、絶滅危惧種や実際に絶滅してしまった動植物の数は年々増え続けているのも事実です。また、森林破壊などで引き起こされた災害も多々あり、私たちも生態系破壊の影響を受けています。

しかし大気汚染や森林伐採をはじめ、生態系を壊しているのは私たち人間です。特に森林伐採は生物の住処を奪い、地球温暖化を増進し、森林のおかげで守られていた自然災害なども引き起こしたりなど、生態系を大きく壊す原因となっています。

私たちの生活に欠かせない水や土壌、自然資源は全て生態系の恩恵を受けています。もしこのまま生態系を保護・回復せずに、進んでしまうと今のような生活はできなくなり私たち人間の存続も危うくなります。だからこそ、生態系の回復が重要になるのです。

PRMAL の取り組み

PRMAL は全てのジュエリーに環境に優しいラボグロウンダイヤのみを創業から一貫して採用しています。

ラボグロウンダイヤモンドはラボ(工場/実験室)で作られたダイヤモンドです。天然ダイヤモンドと同一の構造を持ち、プロの鑑定士であっても識別できず、専用の機械の助けを借りて初めて、天然ダイヤモンドとの違いを特定することができます。

人工的に生み出すことが出来るようになることで、従来の天然ダイヤモンドの採掘プロセスで起きる水域汚染や、土壌荒廃などの環境破壊が発生することはありません。地球環境を考え、真の意味で持続性のあるジュエリーブランドを目指し、PRMAL では全面的に採用しました。

また、環境に配慮したものづくりだけでなく、還元できる仕組みが大切と考えています。その中でも生態系回復に重要となる森林保全を支援しています。PRMAL は年間売り上げの1%を環境保護活動に寄付をする 1% for the Planet メンバーの一員として、第三者機関の承認を受け、売上金1%の寄付活動を、創業時からお約束しています。

私たち一人ひとりができること

私たち個人が環境を守るためにできることはたくさんあります。

  • マイバッグを使う
  • 3R( リデュース、リユース、リサイクル)を行う
  • プラスチックゴミを出さない
  • フードロスを減らす
  • etc.

その中でも、まずは今の現状に耳を傾け、知ることが一番大切です。今の状況を知ることは一人一人の意識の変化に大きく繋がります。

身近であるSNSを使い、周りに伝えることも大きな貢献の1つ。#WorldEnvironmentDay とタグを付け、世界のムーブメントに一緒に参加しましょう。